予備自衛官補の受験方法、準備(大阪編)
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僕は2017の4月下旬に大阪府の信太山にある駐屯地で受験しまして、
なんとか合格しました。
その時の準備やら内容やら記載できる範囲で書けたらと思います。
元々は地方の県立図書館で「週刊文春」をパラパラと捲つている時に目に入ってきたのが全ての始まりです。
あれがきっかけではあったので、
その時に図書館に居てなかったら受験していなかったでしょうね(笑)
予備自衛官に関する制度やら詳細に知りたい方は、
www.mod.go.jp等の公式webサイトや顔本等を見て頂けたらと思います。
ファイルを眺めたらインスタグラム、Twitter、LINEも始めたそうです。
自分が考えだしたきっかけ
週刊文春で知ってからというものの船員として働いていると時間が取れないし、
陸上に居る人しか出来ないということで迷っていました。
ただ、船員もそろそろ退職して足を洗い、
副業的な意味合い且つ、
今後は狩猟もする可能性も考えていたので何らかの足しになるかと考え、
受験を考えていました。
2016の受験時は春に受験出来ずに秋に受験しようとしましたが、
実質、春の段階でほぼ予定の枠が埋まるため、
その西暦の中で、実際のところ春しか受験のチャンスがないことは重要な事実です。
僕の失敗した点でもあります。
予備自衛官補を副業やブログネタの面でも考えていますが、
何より銃火器の扱いも学ぶようなので今後検討している狩猟と絡めるという意図の方が濃いやもしれません。
受験準備
2016は愛媛県松山市に住んでいましたので、
最寄りの事務所へ問い合わせて過去問等お借りしていました。
その時は秋の受験を考えていましたが、
前述の通り春に枠が埋まってしまう事が殆どのため、
残念ながら受験せずに終わりました。
過去問は2,000円近くするのとあまり今後は使わない可能性があるので借りられるなら借りた方が良いかと思います。
2017の2,3月があまりにも寒くて且つ、
他の用事もあったので実際はパラパラめくる位で過去問は殆ど手を付けていませんが(笑)
内容は中学レベルの内容ばかりでしたね。
そんなに気合入れて勉強する必要はないと思いますが、
普段からニュースや何らかの読書をしていたらほんの少しでも勘は磨かれるかと思います。
で、2017より大阪府で生活することになり、
大阪府の信太山駐屯地で受験することにしました。
愛媛県での担当者に連絡して、
大阪の担当者に連絡し資料をまた郵送して頂きなんやかんやと記入、郵送して受験を迎えることになります。
試験当日(身体検査編)
視力、聴力、尿、血液、身長や体重検査と身体のあらゆる面からチェックされました。
血液検査ということでHIVウィルス、梅毒の事も確認されている筈です。
待ち時間を含めてそこそこ時間がかかりましたね。
筋トレ器具が物凄くあり、
如何に彼らがムチムチ筋トレしているかがよく分かりました。
試験当日
駐屯地から割と近い駅に迎えのバスが来ますので伝えられたとおりにスーツ姿で登場すれば問題ないです。
受験する方の大半が社会人なので、
服装はフェールセーフということでスーツに決まりです!
無難な方へ常に考える方が良い結果が多いですよ! 多分!
担当の方からお聞きした事ですが、
学科試験の前にある適正検査で落ちると全てアウトだそうです。
就職活動であるクレペリン検査に物凄く近い試験でした。
あれも大体、一般常識というか明らかに答えてはいけない内容等があるのでよくよく考えてみたらそんなに迷う事はない筈です。
学科試験では数学はやはり中学レベルでした。
数列みたいな内容もあり実際に泥臭く書き出して結果を確認するのもアリです。
図形は円周角の定理やら直角三角形に関することも出題されています。
過去問のハードルも高くないのでいきなり手を付けて、間違えても良いからとりあえず眺める、手を付ける方が良いですね。
頭の体操にもなる筈です。
試験中の態度ですが、スリッパで来ただの髪型が奇抜、色がヤバい、歩き方、途中で寝てしまった方はどうやら不合格になったようです。
僕の近くにもそういう人が何人かいたのですが、
記念受験だったのでしょうか!?
態度は間違いなく見られているので気を付けたいですね。
面接
本当に差しさわりのない無難なお話ばかりでした。
当時の面接官は二人と自衛官なのに気さくな方でしたね。
ただ、態度やら受け答えやらちゃんと見ている筈ですので要注意です。
自分が返答する際は、ただの返事ではなく直近のニュース、特に時事問題に関する内容等含んだ返事をするようにしていました。
無理やりそういうのに結び付けるのもなんですけどね(笑)
あとは、つい最近まで船に乗って仕事をしていたので、
海技免状を持っているとかもコメントに含めてみました。
いずれにしても、二度とこの試験会場に来ることはないと自分で考え、筆記試験でも面接でも自分の現状の力を出し切るんだという気持ちで臨めば悔いはない筈です。
合否発表!!
受験した日から約一ヶ月後に自分の電話に連絡が来ました。
不合格者には連絡がこないそうです。(もしかしたら来るかもw)
なんとなく不合格な気もしていたので半ば諦めていましたが、やはり合格するとなんであれ嬉しいですね。
その後は、夏を迎え7月の中頃に大阪難波にスーツを着て儀式があったのでとりあえず参加してきました。
現状と今後のこと
今している仕事を続けて居ると訓練すら受けられないのでぶっちゃけ迷っています。
二年間猶予を頂いて来年の夏からスタートする訓練に全力投球する考えではありますが。まとめてやるという形ですね。
副業とはいえ何もない状態でお金を頂く時は月に4,000円もらえるので月々のラインモバイルを支払えると考えたら良いかと。
狩猟の仕事と絡めようとか、銃火器の扱い、格闘術、野戦訓練とか楽しみではあります。
そこから始まる出会いや考えもあるため、意外な事も多いのでしょうね。
とれいCさんへ
どうも、お疲れ様です!
以前コメントで書き込んだ者です。
昨年の記憶なのでかなりあやふやになってはおりますが、
僕が実際に受験して合格した迄の大まかな記憶をブログ上に吐き出しました。
なんらかの参考やきっかけになれれば幸いです。
あまり体力のない方でも訓練に参加することは可能なようです。
僕も忘れる前になんとかブログ記事にしてみたかったので今回書き出せて良かったです。
この記事だけでは分からない点も多いかと思いますが、必要あれば僕で良ければ何かお答えします。
ただ、試験関係の自衛官の方が気の利いたお返事くるかもです(笑)
大まかなシステムや試験の内容は不変かと思いますが、
細かい試験運営側の事情やらは変化する可能性があるため、
今後受験される方は、公式HPでその年の要項やらの詳細は常に確認されることを強くオススメします。
あくまでこの記事に記載してある内容は、
僕が受験した内容を大まかに書いたに過ぎないので。
まだ見ぬ誰かの役に立てたらと思い、願ってやみません。