武器を拾いたい非モテ

よろしくお願いします。

シーシェパードやグリーンピースとやりあってみたかった2009の春 (捕鯨船社に入社しそうになりました)

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水産や船と縁のある環境で数年過ごし、進路をいよいよ決めるという時期に時間があったので、

多少気になっていた東京都内の某捕鯨船社へ会社訪問に行った過去があります。


その日は晴れていました。

たしか、そのオフィス近くの食堂でマグロの刺身定食を食べたと記憶しております。


当時はあまりにもこの件に関する情報が少なく、HPもない、インターネット上の情報も嘘の情報すらあまり見当たらないとそれはそれでしんどい時代でもありました。


他の学生達が商船や陸上の何らかの仕事を選択する中で当時、自分が考えていた「捕鯨船」、

そのことを振り返っていきたいと思います。


※採用された際に乗船する時の役職は次席の三航士(3/O)です。


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その環境での、リーマンショック直後の就職状況


わけ合ってリーマンショック直前と直後のその学校周辺での就職状況をそれなりに眺めることが出来ました。


結論からいうと、リーマンショック直前はまあ多少横着していても受かるポテンシャルがある人は合格していたことが多かったように思います。


その代は元々、優秀でちゃんとした人が多かったというのもありましたけど。


では、リーマンショック直後だとどうなったか?


合格する人はするべくして内定を手にしていた人が多かったように思います。


海技免状と無線、英語の力、それなりに動いた企業訪問と本人なりの研究とそれで合格した人も知っています。


景気が悪化したから合格しにくくなってはいましたが、

それなりのレベルの人はすんなり通過していたように見えました。


学校での成績を物凄く気にする某大手企業での成果はその年はなんと! 0でした。


落ちた、とある人から愚痴られましたが、筆記試験を一級持っていてもダメだったと。


まあ、その人は準大手になんとか受かったので良かったですが。

今頃は二等機関士以上の役職をされているかと思います。


まあ、色々ある西暦でしたね、2009は。初頭は特に(笑)


どうしても内定が欲しかった自分


今振り返ると、船にも航海士にも何も興味が無かったんだなと自分で思います。


そういう環境に偶然入り、そうした方が良いのかな?という意識でやり始めたというのが正確な現状でした。


言葉で表現するとこうなりました。


ただ、当時は自分の中で「謎の安心感」が欲しかったためか、色々と耳にして捕鯨船の事を考え始めます。


で、会社訪問のアポを取り付けて行きました。


人事の方は同じ大学、世の中狭い


優しそうな方でした。


今も陸上でお仕事されているのでしょうか。


話していると、同じ大学の先輩で東京まで来たのに世の中の狭さを強く感じましたね(笑)


いきなり内々定をいただきました。


やはりなり手が少ないというのでしょうか?


そこで見た、シーシェパードやグリーンピースの現状


最近はあまりニュースで見かけることはなくなりましたが、

シーシェパードやグリーンピースのしていることがもの凄く危険で環境破壊にもつながることが多いことでした。


火炎瓶の投下とかよく聞きますよね。


あとは船体をぶつけてくるとか。


日本側が捕鯨をするのも調査のためと、鯨の胃袋を開いた際に確認できますが、

秋刀魚や鯵、イカ等の食料になるであろう資源を物凄い食べ荒らすから適度に鯨を減らすという意図で捕鯨をしています。


その事を写真やら図で教えていただきました。


補厳船で働くというのは、そういった環境保護団体(笑)と対峙することでもあるのです。


否応なく戦闘に突入することもあるということですね。


海上での、シンボルエンカウントになります。


下関の港でも見学させてもらった

山口県下関市に寄港する機会があったのですが、

その際に捕鯨船の一つが港に停泊しているため、見学させて頂いたことがあります。

船名は、、、、、、忘れました(笑)

なんとか丸だったような。

標準的な練習船の規模に近いと感じました。

夕飯を作っている時間帯だったので臭いもあり、美味しそうでしたね。

なにより、当時の船長が僕の弟と出身高校が同じだと知り、またまた世の中の狭さを知ります。

狭すぎ(笑)


大学の教官との対話、その先の決定


僕としては内定先の確保ばかり頭にあり、元々あまり将来のことは考えていませんでした。

やはり船や海にあまり関心が無かったのでしょうね(笑)


とある対話した教官も同じ大学出身の方でしたが、

その先生の同期も同じ捕鯨船に乗り、退職したというほか、色々なお話を伺い、

その後は考えに考え、やはりやめておくことにしました。


内的先の確保の面でいえば、恐怖でもありましたが、

業務の内容、危険性等考えたら自分にも合わないだろうと感じたためです。


捕鯨船は組合船でもあるので、福利厚生やら待遇では結構良かったりしますが。


後に某内航タンカー船社で、元捕鯨船の作業員を務めていた方とお会いすることになります。



総論 - シーシェパードやグリーンピースとやりあってみたかった

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それは叶わず、捕鯨船への道を断念することになりました。


まあ、鯨の解体作業やら船に搭載された工場設備の扱い、自分の体力、あまりにも不規則で危険な生活と

チキンな自分は断念することになりました。


物凄く関心があったわけではないのも一因ですけども。


たまにスーパーで鯨を見つけたら齧る程度です(笑)


大学入学前に捕鯨船に関心のある方はある程度は調べてみるのも一考かと思います。


なんだかんだいっても海技免状の絡む独占業務の一つですし、

なかなか体験出来ない内容も多くあります。


捕鯨船での航海士や機関士を経験した後に練習船や内航船で働いたって良いのです。


今だと自分の経験をブログ記事にして書くことだって出来ます。


僕の見た限りだと、労働内容は非常に過酷ですが非常に限定的な環境でもあるので気になる方は是非どうぞ。


まあ、サラリーマンよりは稼げますよ。


それなりに危険ですがね(笑)

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